サラリーマンの立場だから細かい事を気にしないといけない

「サラリーマンはつらい」

雇われの身だから上に好かれる働き方や振る舞いをしないと食べていけません。毎月のお賃金が必要。そのために働きます。上に嫌われてクビにでもなったら転職活動大変だぞ!少しくらい辛抱しなくっちゃ。

→風俗店員で少しでもデキるラインに到達すると、このような不安からはある程度開放されます。

これがとても大きなメリットです。

人材依存で実力主義だから、会社も雑に扱えないのがデキる風俗店員

全国の95%以上の風俗オーナー・経営者達は、風俗業界が現場の人材次第で人材依存な業界なんだと認識しています。

例えば水商売で店売上No5位以内のキャバ嬢・ホストが、店に対して「もっとこうなりませんか?」と話をすればほぼ100%の経営者たちは聞く耳を持ちます。新人なら90%以上は無視。

人材依存な業界ではこうなります。

しかし、人材依存ではない一般業界の仕組み化された会社なら、表面上は聞く耳を持つ姿勢を示されつつも、実は高確率で無視されます。業態・会社次第ですが、人材依存度の高いところなら、そして自分に実力があれば他と比べて辛い思いをしなくて済んでさらに仕事がやりやすくなり、未来にもっと稼げる可能性を上げることが可能です。

世間でよくある雑な会社の事例

・経営陣や上司の、人物的な好き嫌いなどで評価されてしまう
・経営陣や上司の、仕事の内容の好みで評価されてしまう

そもそも、人が人を評価する事自体が難しい部分があるため、本当に正確な評価を求めること自体に無理はあります。この前提があって、業態や会社の業務内容によっては、客観的な評価が難しく、どうしても感覚的な評価も加味しなくてはならず、結果として社員側からの不満に繋がってしまうケースもあります。

客観的な数値評価・双方評価の一致で正式評価とする以外の方法では、不満になってしまうことは仕方がありません。

電話応対1つにしても、会話の声色が冷たいとか、なんか上からな言葉尻とトーンに感じるとか、そんな印象を周りの多数が感じていても、本人にしてみれば至って普通に話しているだけで「これの何が問題なの?」となります。評価する側にしてみても、絶対的な数値で測定しにくくて、かといって会話をしたお客様にアンケートを取ろうにも冷たい雰囲気とか少し上からな言葉尻とか、言葉自体が丁寧語ならお客も言うに困る状況になり正確に拾うのが困難な場合もあります。

そもそも周りの多数が間違っていて本人が正しい場合も想定しなくてはなりません。この例だと数値評価・双方評価の一致以外だと、お客様の声または社内の周りの定性評価のようなものになり、本人認識とのズレがあるとどうしても遺恨が残ります。何か商品を売る仕事なら、逆にこのあたりはおまけ要素になり、営業成果という客観的な数字でのみ評価可能ですが、それ以外の数値で無理やり評価しようとしても意味がないことも多く、これまた難しい問題です。

社員側からの評価で、「雑な会社」と評価される一方で、会社側としても結構このケース難しいよね…みたいなところは多々あります。確かに結果的に雑にはなっているんだけど、結構難しいし、だから何も言いにくいんだけど・・・(ぐぬぬ)みたいな感じですね。

もちろんこんな分かりやすいケースではなくて、真に経営陣や上司が雑に評価してるところもありますが、とはいえケースバイケースすぎて一般業界全体でいえばとても判断が困難です。

風俗業界では、こんな小難しいケースはほぼありません。

初任給こそ30万スタートで高収入ですが、女性ケア・マネジメントと言われる部分でお店の売上に貢献できなければ、MAX40万ちょっとまでがせいぜいです。

だいたい年収500万未満です。

これ以上は、お店の売上にハッキリと数値で貢献しなければ評価されません。

先程の電話応対の例で言えば、本人の声色とか態度や普段の振る舞いが少し特殊だとしても、売上に貢献していて一般常識から逸脱していなければ、おおめに見てもらえるお店が多数です。

「ハッキリと売上に貢献していれば、多少のことは…」

・敬語丁寧語が少しくらいおかしくても大丈夫です
・月に数回くらい少し遅刻しても大丈夫です(ダメですが大丈夫です)
・月に数回くらいなら仕事中に居眠りしても大丈夫です(ダメですが大丈夫です)

SNSのように、「アナタ!社会人としてマナーがなってないからキッチリしなさいよ!」などと指摘してくれる人はこの業界には少ないと言えます。

風俗業界は売上視点での完全実力主義

ビジネスマナー視点での完全実力主義ではありません。

正確な評価が難しい種類の業態でも仕事でもありません。

色々なことや一般常識が備わった上で売上視点でも結果を出せるのが1番良いですが、何かに秀でている人というのは、その分だけどこかが足りなかったり、全体ステーテスがいびつな例も多々あります。

全部完璧にやりなさいよ!ではなくて、適材適所で売上を作れる人に相応しいポジションに座っていただき、一般常識から逸脱してなければ多少のことは…。ということで、新入社員も含めて関係者全員が得をするような方向でやっていこう!それが無難で安全だよねという価値観が風俗業界には流れています。