YAJIMA YOUSUKE

矢島洋平

矢島洋平(25)のインタビュー

矢島 洋平(25)マネージャー

入社前
前職 AD
年収 380万円
入社後
役職 店長
年収 562万円

求人ブログを見て応募を決意。未経験でも心配はなかった

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前職は、テレビの制作会社でディレクターをしていました。

専門学校を出てからは好きなことがやりたくて、もともとバラエティ番組を作ってみたくてディレクターの道を進みました。

正直仕事はきつかったけど楽しかったですね。 時間も長くて不規則な部分もあるけど日々やりがいを感じていました。

楽しかった仕事を辞めることになったのは、給与でした。

あの業界って忙しいわりには薄給なんですよ。 仕事自体は好きだったんですけどね。ちょうどその頃に結婚することになり..もっと稼げる仕事を就きたくて思い切って転職しました。

すぐに風俗業界だったわけではありません。

未経験でも稼ぎやすいのが営業だと思って最初は、家電用品の営業を選びました。

しかし、将来性がないと感じて..。 稼ぎもそうですが、もっと安定して稼げる仕事を探して風俗業界にたどり着きました。

最初はまったく考えていなかったんですけどね。


学生の時からも風俗で遊んだ経験もなかったですし、この業界自体にもコワいイメージをずっと持っていました。

でも色々と調べているうちに今はそんなことないのでは。そう考えるようになりました。

他のお店もそうですが、中で働いている人の雰囲気も伝わり、良い意味でイメージを裏切ってくれたのを覚えています。

スタイルグループを選んでのは、公式の求人ブログに好感を持ったからです。

記事がすごく多くて、1つ1つ丁寧に書いてあって、今の自分の心境なんかもあり共感できる部分が多かったですね。

信頼できそうだ。そう思いました。


面接は一次、二次がありました。


「ウチの会社はこういう方針で経営しています。こういう考えですけど賛同できますか?」

こんな確認から始まって。

二次面接では、「こういった場合、あなたはどう対応しますか?」みたいな、具体的な質疑応答で適性を見られる感じです。

会社側が今までこういう理由でこうしてきました。だったり、今までこんな人たちがいたからこういう話を面接でしています。などメリットデメリット以外にも事細かく業界のこと、経緯なども説明してもらいました。

テレビ制作の仕事はきつかった。けどそれが今に活きている

正直最初は風俗を甘くみていたというか、もっと楽して稼げると思っていたんです(笑)

難しい子とはなにもない、ちょっと頑張れば余裕だと。

でも実際に入ってみたら、思っていたよりも大変というかやりがいがある仕事なんだと感じました。

最初は他の人よりも何もできない状態だったと思います。

今できること、先輩方の動きを見て業務を覚えて、帰ってからはホテルの場所や料金などを暗記して...。

そういう部分はテレビマン時代と同じ感覚ですね。ADをしていた頃もそんな感じだったので。

やっぱりAD時代の経験は活かされていると思います。

例えば、店長が電話を取って、お客様が「ホテルはどこがありますか?」と聞いたとします。そこで店長が「ではホテル少しお調べしますね」って言っている時に、僕がもう空きのホテルを調べて「どこそこが空いてます」って伝えるみたいな。“THE AD仕事”と思ったぐらいです(笑)。

指示される前に察して行動するという部分はAD時代に磨かれましたし、機転が利くと褒めていただくこともあります。

あとは12時間勤務が全然ラクに感じるところですかね。AD時代はもう拘束時間が本当に長かったので(笑)

お客様は“すぐにも遊びたいテンション”を忘れない

会話・伝え方。この辺りは社会人としてしっかりスキルアップできると思います。

他にも、総合的に幅広い部分でスキルも備わります。

お客様の対応もしますし、キャストさんのマネジメントもします。

新入社員の教育、キャストさんの面接から求人の業者さんの対応などもしますね。

社会人としては総合的にスキルアップできる環境があると思ています。

特に会話・伝え方の部分でいえば、僕と店長とでは大きく結果に差がでてしまいます。

同じ女の子を指名、同じコース内容、同じ待ち時間を伝えるにしても成約率が全然違うんです。

不思議なようですが、それはなぜかというと会話・伝え方の違いなんですね。


お客様は「今遊びたいテンション」で電話してくるんですよ。

指名した女の子が接客中で、待ち時間が1時間あるのを「1時間もあるんですよ」って伝えてしまった時点で、お客様のテンションが下がってしまう。そうなると、そのまま成約に繋がらなかったりするでしょう?

でも、例えばラーメン屋さんを想像してみてください。めちゃめちゃうまいラーメン屋さん「1時間待ちです」って言われても、自分がそこで食べたければ待つと思うんです。自分もそんな風にお客様のテンションを維持できるように、接客の精度を上げていくのが目標です。

どんな時も一本を追求する姿勢がとにかく大事

この仕事に限らずですが、仕事って手を抜こうと思えばいくらでも抜けますよね。

この仕事で言えば、成約できないことを悔しいと思わなければ、いくらでも適当に働ける。その方が楽ですし。

でもそれだとダメなんですよね。どんどん怠けてしまいますし、周りから評価されないどころか、そもそもここに来た当時の自分に対しても恥ずかしいと思うんです。そんなつもりで入社したのかと。

居酒屋で「5時までです、4時半ラストオーダーです」って時に、4時ぐらいに来店するとちょっと迷惑そうな顔をされるじゃないですか。でも、まだ30分あるんですよ。そこでお客様が4人入ったら? これを毎日続けたら? 月の売上って変わってきますよね。

この仕事でもラスト1本を追えるか負えないかが上に行けるスタッフかどうかの分かれ目になってくるのかなと。

店長からは「そういうスタッフになれ」ってよく言われています。

目先ではすぐに自分の給料に繋がらなないかもしれないですが、利益の積み重ねはいずれ自分に100%返ってきます。

最近、女の子の管理についても気を遣うようになりました。どんな目標を持ってもらうか、どんなゴールを設定するかがかなり大事だと思っています。

まずは店長になることが最初の目標です。もちろん店長の先も考えてはいますがまずは店長を。

年齢・経験は関係なく自分次第で上に上がっていける環境には既にいるので先輩たちを追い越していきたいです。

この頃、周りの人には“顔つきが凛々しくなった”と言われるんですよ(笑)。この仕事は、いかに替えが利かない人材になれるかが大事。そのために自分に厳しく、真剣に仕事しているから、それが顔に現れているのかな。

これからも仕事に責任感をもって、尊敬する店長に、少しでも早く近づけたらいいですね。