臭いスタッフ
・口が臭いスタッフ
・汗臭いスタッフ
・加齢臭が酷いスタッフ
全国の風俗店で「うちは匂い対策万全です」と謡っているお店は見たことも聞いたこともありません。これをアピールすることで逆に変な想像をさせてしまう可能性もあるため、大きくアピールするところがないのは分かりますが、横のつながりでも実は徹底してるんです・・・みたいな話も聞きません。
もしかしたら、全国の風俗店のほとんどが厳格なルールのもと匂い対策をしていないのではないか。この可能性があります。それでこの匂い対策というのはよくよく考えてみたら、別に表立ってアピールすることではないかもしれませんが、ただ現場では何かしら対策や防止をした方が間違いないく店舗運営によってはプラスです。
風俗店は、一般よりも人間関係が大切な仕事です。
このブログで何度もお伝えしているように、人と人との関わり方で本当にすべてが決まってしまう商売です。風俗・水商売でこの辺りは常識中の常識。そのため、不必要な言動などで相手を不快にさせたりストレスを蓄積させたりということはいつかどこかのタイミングで必ず自分やお店に悪い形で返ってきます。因果応報というのが分かりやすい業界でもありますね。人間関係が大切という部分で、主に何がダメな原因かというと、多くはそいつの言動です。そいつの人間性や人格や振る舞いがダメだと、色々とダメになっていきます。ただ、そいつが口が臭いとか汗臭いとか、それから加齢臭がするとかというのは、同じダメでも少し種類が違いますよね。
匂い問題は相手を不快にさせる、けど同時に「仕方ない…」という側面もある。
あいつ臭いから人格もダメだとかにはなりませんよね?
・すごくいい人なんだけど、ちょっと匂いが気になる…
・別に害はない人なんだけど、たまに汗臭いかな?
・おっさんだから加齢臭するけど、それは流石にしょうがないよね。
みたいな感じです。優しく表現するならせいぜいこのあたりかもしれません。
できれば匂いで相手を不快にさせないのがベストですよね。
そいつの人格などに問題があって嫌いとかだと、「意識的にあいつウザい」って感情なんですが、そいつが臭いだけだと「無意識に避けてしまう」かもしれないということです。意識的にウザいとか嫌いとかはないんですが、それでも臭いものは臭い。やっぱりどうしても気になってしまう。別に表面に出したり親切に「すみません、悪気はないんですけど、ちょっと匂います。ごめんなさいこんなこと言ってしまって…」とか言ってくれたりしません普通は。そのため基本的に、臭い人と言うのはほとんど自覚することがありません。
しかし、臭いものは臭いんです。
匂い対策はあらゆる面で対策必須
・1日2回歯磨き、できれば3回
・汗かきなら1日2回シャツ交換
・食生活の改善
・毎日、有酸素運動する
・「消臭剤」や「防臭剤」を活用する
この辺りは、直接ネットで検索すれば沢山情報が拾えますので割愛します。
絶対に覚えてほしいのは、匂い対策は風俗店の「損害回避」ということです。
実害でてしまう可能性が実はそこそこあります。
大事なことなので繰り返しますが、そこそこあるんです。
風俗店は人間関係が大切な仕事です。一般よりも比重が大きいのです。必ずお店のスタッフが女性と直接会話をすることでこの関係は作られていきます。会話の中には、雑談や相談や大事な何かを決める話、それから将来その女性がどの道に進むかなどに関わる話なんかもされる時があります。
クサいスタッフから何を言われてもあんまり頭に入ってこないんです!
「…なんかごちゃごちゃ言ってたけどクサかった」
現実ってとても惨くて、残酷で、無慈悲な時もあるんです。お店の決まり事で大切なことを女性にちゃんと説明したつもりなんだけど、実はまったく相手の頭に入っていなかった。仕事の範疇を越えて女性のために真剣に相談に乗ってアドバイスを求められたから年長者として人生経験から親切にはなしをしたつもりだったけど、実はまったく相手の頭に入ってなかった。
なぜなら、クサいからなんです。
・・・という事があったりします。本当にあり得るはなしなので残酷なんです。
匂いに関する部分って本当にたちが悪くて本人無自覚なことがほとんどでしょう。一切悪気はないんです。ただただ知らないだけ。だから残酷なんです。
お店の体制として何か対策をするのが必要なのかもしれません
例えばですが、「口臭チェッカーで一定値を超えたらお店に入れない」とか。
出勤時にスタッフ全員かならず口臭チェッカーをしないと出勤できない。出勤してから6時間後には必ず口臭チェッカーをしなければならない。基準値を超えたら歯磨きマウスウォッシュ必須。
また、ごくまれに「口臭がうんちクサい」人もいます。これは腸内細菌が原因、排泄物が腸に長くとどまり腐敗物質が発生するのが原因、癌など病気が原因。
こういったケースもあります。ですので、本当に本人無自覚で本人に悪気はなく仕方ないケースも多々あります。でも風俗店は人間関係がとてもとても大切な商売です。人とあまり会話しない仕事なのでしたら実害ありませんが、風俗・水商売では実害発生する可能性があります。
スタッフ目線で大切な話をしていたつもりが「…なんかごちゃごちゃ言ってたけどクサかった」という感想で終わってしまったらこんなに悲しいことはありません。
まずは本人が過剰なくらい気にして自己チェックして、しっかり日々のケアをする。過剰なくらい気にするくらいでちょうどいいのが匂いケアです。もし可能であればお店単位で何かしら対策する手段をこうじるというのは、関係者全員がハッピーになれる現実的な施策かもしれません。
「匂い対策」は、風俗店の損害回避に繋がります。