会社の体質が分かる昇給制度 スタート給与がやや低い会社の特徴

風俗業界である程度は、腰を据えて働く方へ向けたアドバイスです。

風俗は腰掛け、一時しのぎのつもりの方には関係ありません。あくまで長期勤務前提の方が、将来的により利益を得るための会社の選び方です。

結論

長期で働くなら、スタート給与は高すぎない会社が良いかもしれません。

なぜなら、入社間もない社員というのは未知な部分が多く、高すぎる給与をポンポン出すことはリスクだからです。

風俗店の昇給制度

風俗店で働く魅力は「稼げる」「昇給しやすい」

この2点ですよね。

学歴不問で実績もスキルも必要なし。ほとんど誰でも働けて、一般業界よりも難なく出世できる環境。研修期間を除けばほとんどの会社ではスタート30万が相場なのですから、どこよりも稼ぎやすい業界と言えます。しかし、毎年お店の数は増加傾向にあり、店舗単位で見た時は競争が激化しています。

これから風俗業界で働こうとする人も、候補先が多すぎてどこを選んだらよいのか中々判断が難しいだろうと思います。

そこで今回は、長期勤務前提の方へ1つアドバイスがあります。

→スタート給与が高すぎない会社を選びましょう。

スタート給与が高すぎない会社とは?

週6+スタート30万

これが風俗業界の相場です。まずはこの相場給与をしっかりと覚えましょう。

「風俗 男性求人」で検索して求人媒体などを一通り見ていくと、この相場よりも高いお店・低いお店があります。

そして気づくと思います。

大手グループほど相場または、相場よりやや低い給与設定になっていると。

なぜ、スタート給与がやや低いのか

理由は主に2つです。

①応募者の数が一定以上ある
②新入社員に見合った給与を支払う方針

①応募者の数が一定以上ある

例えば、広告予算の多い会社では月70~100件ほど応募があります。

知名度と応募数は比例します。結果、相場またはやや低い給与設定でも応募数が変わらずあります。

ここで1つ疑問が出るはずです。

なぜ、そんなに応募数があるのに、毎月毎月いろんな媒体でどこも募集を出し続けているのか?

少し内情というかリアルをお伝えします。

・応募段階で「タメ語」の方が一定数います
・志望動機で家から近かったらからという理由だけの方が一定数います
・面接当日に「連絡なしで遅刻」してくる方が一定数います
・面接の約束をしても来ない方が一定数います

会社として横の繋がりで聞いてみても業界全体で見てもこういった方がやはり一定数おります。つまり、採用したくても面接前の段階で仕方なくお断りするケースが多々あります。

②新入社員に見合った給与を支払う方針

働く側からすれば、目先の給与が高いと嬉しいですよね。
お店側からすれば、最初の給与を低くすれば利益が残ります。

店長または店長の1つ下ポジションの場合

A:他の店と同じくらいの給与貰える設定
B:他の店よりも1.5-2倍くらい給与貰える設定

AとBなら、Bがいいですよね?

お店の売上から、女性へのバック・広告宣伝費・家賃などその他経費を引いて利益がでます。

この利益の「何%くらい」を男子従業員の給与に割り当てるのか。ほとんどのお店では一定のルールがあります。

つまり、新入社員の給与を必要最低限に抑えていれば、数字に貢献している従業員により還元できるということです。

シンプルに経営という視点でみた人件費とは

応募者の方へ。

自分が経営者になったつもりで少し想像してみてください。

新入社員とは、数字に貢献できるかどうかよりも、もっと前段階で最低限の業務をこなせるかどうか。まずはここです。最低限の一般常識があり、敬語丁寧語が使えて、インコール・アウトコールなど基本業務が出来て、予約情報をパソコンを使って登録して、媒体情報を定時ごとにちゃんと更新ができる。などなど。もちろん、毎日ちゃんと遅刻せずに出勤できるかどうかもです。

履歴書が素晴らしくて、面接でも好印象。でも実際に働いてみたいと半分以上は分かりません。この分からない状態で最初から35-40万支払うことを確約することはリスクがあります。また、社保含めると45-50万ほど人件費でお金を払うことになります。

例えば新入社員が4名続けて入社して高額給与を確約したものの、仕事を覚える前に退社したり、業務がまったくこなせなかったり、連続で遅刻したり、働いてみたらとても横柄な性格で周りと馴染めなかったり様々パターンがあります。 仮にこうなったら一気に200万くらいは無駄な人件費になってしまいます。

お金を無駄に垂れ流している状態になる可能性もあり、経営という点でみればよろしくないですよね。

スタート給与が高いとダメな会社?

誤解が無いように。

ダメではありません。会社の方針と自分が求める者が合っているかどうかです。

先ほどの利益の何%を男子人件費に割り当てるのか。

A社:新入社員も店長もベース給与は少し高めに設定。普段から少し高めの設定だから売上増えても歩合は控えめ。

B社:新入社員の給与は相場か少し低め。その代わり、店長にいくにつれて還元率は高めに設定。他社の1.5倍以上は支払う。

店長になってできるだけ多く稼ぎたいならB社だと思います。逆に、半年くらいしか風俗で働きませんよ、というならA社になるのかなと思います。

もちろん、外側からはどっちの方針なのかは分かりようがありません。

ただ、初任給の設定を見比べればある程度は絞り込めるはずです。

スタイルグループはA社とB社なら、B社の方針です。

スタイルグループは?

1ヵ月は試用期間です。
25万+交通費。

※実質の試用期間3ヵ月~半年の会社も多い中で、1ヵ月の試用期間は短い方だと思います。

試用期間が終わると正社員雇用
「30万+交通費+達成歩合」へ切り替わります。

ベース給与は35→40→45→50と段階的に上がります。

店長は50~60万+交通費+達成歩合

年収800万越え実績は多数あり。年収1000万超え実績あり。
以前に別の記事でも書きました。店長1名を育てるまでには高級車1台分ほどの経費がかかると。単純に数字を出せる、数字に貢献できる人材の価値は高いです。会社から見て、そんな人材が退社することは当然売上にも影響がでます。 そのため、数字に貢献した人にはしっかりと還元します。大きくアピールはしてきませんでしたが、他社と比べてい1.5~2倍は店長へ支給しています。