【業界知識】2020年~最近の風俗業界の流れ~

風俗業界といえばまだまだ一昔前のイメージを持っている方が多いです。

  • どこのお店でも怖い人が関わっている
  • どこよりも長時間労働でブラック体質
  • 体育会系で仕事上の注意で暴力も日常的にある
  • どこにも就職できないような人ばかりがいる
  • 働いている人の多くが不良

概ねこういったイメージでしょうか。しかし最近はこれらのイメージとは違った業界になっています。

風俗業界はここ10年で大きく変わった

業界は変わっています。

以前と比べてクリーンな環境のお店が増えました。

働く男性目線でここが変わった!

怖い人との関わり

昔は実際にありました。新規でデリヘル店をオープンしたら怖い人がお店に来て、用心棒代(月数万~)の話を持ち掛けてきてそのまま契約するといった具合です。風俗店と同様にキャバクラなどのナイトレジャー系のお店やスカウト会社なども同様に。 風俗店で何か問題があった際のトラブル対応としての用心棒代です。

しかし、現在ではデメリットしかありません。2010年頃には全国47都道府県で暴力団排除条例が成立しました。

この条例は「暴力団員と関わってはいけません。利益提供などの関りが発覚した場合は1年以下の懲役、または50万以下の罰金ですよ」という内容のものです。お店自体も営業停止になり大きな損失です。2010年から2020年現在までの間に、何件か場所代提供の疑いなどで風俗店の店長と従業員が逮捕された例があります。(ニュースでも報道されていました)

実際に全ての風俗店が関わりを持っていないとは言えませんが、昔と比べてだいぶその数が減っていることは確かです。

社会保険

俗にいう社保です。社会保険とは健康保険、厚生年金保険、介護保険、雇用保険、労災保険の5つです。代表的なものは介護保険を除いた4つ。また、健康保険と厚生年金保険は全員が対象になるためこの2つの加入で社保という場合もあります。大手風俗店を中心に社保ありのお店が本当に多くなりました。

社会保険は働く従業員のためにあり、会社が半分を負担します。単純に利益だけを見れば社保なしの方がお店の利益は残りますが、これも時代の流れなのか風俗店勤務でも社保に加入して安心して働くことが今ではできるようになっています。

完全週休2日制

ライフワークバランスを重視する方が圧倒的に増えた背景もあり、風俗店でも完全週休2日制が増えてきました。完全週休2日制と週休2日制は、”完全”と付いている方は毎週2日は休みがあるという事です。”完全”と付いていない方は、毎週ではなく隔週などで週2日休みがあるという事です。風俗店で多いのは週休1日(シフト制)です。風俗のお店は基本年末年始以外は営業している所が多いので、スタッフ間で休日の日は調節して固定の曜日とします。

完全週休2日制は、入社のタイミングで選べることが多く、週1日なら月収30万スタート。週2日なら月収25万スタートというお店もあります。以前は週1日休み一択だった風俗業界も今では選べるようになりました。

一般からの転職組が増加した

社保・完全週休2日制を導入するお店も増えたことで、一般から転職してくる男性が増えました。元々風俗業界は高収入が魅力の業界で、未経験からほとんど誰でも月収30万スタート。数年という短期間で店長になる事も可能。店長になれば月収50万~が見込めるため給与面は非常に魅力的です。勤務時間こそ平均12時間なものの社保や休日面の充実から今では一般の少し激務な会社よりも割がいい職業になりつつあります。

今も昔も風俗業界はまだまだ不人気の職業で、そもそも働く職業選択肢として認知すらされていない可能性もある。

働く女性目線でここが変わった!

講習

昔の講習は、店長などの男性スタッフが直に実技講習をしていました。シャワーの流れからプレイの流れを未経験の女性に手取り足取り教えるという流れです。今の講習は、講習用のDVDを見て覚える。マニュアルを見ながらの口頭説明。が主流になりました。エステ系のお店では講習役の女性講師がエステ・マッサージ技術を教えてくれます。 (※ソープなどのお店では引き続きスタッフによる実技講習があるお店もあります)

お店のスタッフが講習をすることに対して不安を頂く女性は一定数います。時代的にもハラスメントの問題が無視できなくなった背景もあり、直接スタッフが講習するというお店は少数になりました。

稼ぎやすさ

昔は、まだ今と比較して風俗で働く女性の数は多くありませんでした。そのため、出勤すれば多くの女性がしっかり稼げていました。今は、風俗で働く女性も多くなり、ただ出勤するだけでなく写メ日記を頻繁に更新したり女性自身の努力が稼ぎに直結するようになりました。

お客さま目線でここが変わった!

価格の安いお店が多くなった

特に無店舗型で営業しているデリヘルなどのジャンルでは近年価格競争が激しくなり、以前は60分17000-20000円で遊べていたものが、14000-17000円で遊べるお店も増えてきました。 お客さまからすれば選択肢が数多くなっただけでなく、価格帯も安いお店が増えより利用しやすいく。お店側は今までよりも一層の努力が必要になっています。

幅広いジャンルのお店がある

ソープランド(ソープ)
ファッションヘルス(箱ヘル)
デリバリーヘルス(デリヘル)
ホテルヘルス(ホテヘル)
ピンクサロン(ピンサロ)
性感マッサージ(性感)
メンズエステ
チャイナエステ(チャイエス)
リフレ
オナクラ

ジャンルだけでもこれだけあり、更にジャンルの中で、コンセプトの違うお店も様々です。学生、OL、人妻、その他のシチュエーション別のコスプレもあり、珍しさで言えばロボットデリヘルというもの話題になりました。 昔よりもはるかにジャンルもコンセプトも増えた今の風俗はずっと遊んでいられるくらいに多様です。

女性の容姿レベルが上がった

昔は、一部の女性のみ風俗で働くといった事が多かったのですが、最近ではとても身近なアルバイトになりました。オナクラ・リフレなどのソフトサービスが中心の仕事から、デリヘルやソープなど本格的にヘルスのお仕事まで、女性自身のお金の必要度合いによって選べる選択肢も多いです。 また、この業界ではよくあるのが、ホストで遊ぶために風俗でアルバイトをするというもの。最近の若い子の感覚としてはホストクラブで遊ぶのは割と自然な事で、例えば男性が趣味でパチンコへ行ったり競馬などのギャンブルをするのと似た感覚です。 酒やタバコを身体によくない事を分かっていつつも適度に嗜み楽しむのと同じ。 なんでそんなことをするのだろうと否定する価値観が逆に古く感じられるほどに自然な趣味の1つなんです。ホストは代表的な例ですが、最近の若い女性の趣味の幅広さ、アルバイトに対する価値観の変化もあり、近年は非常に多くの女性が風俗で働くようになっています。 数が多くなり以前よりも容姿レベルの高い女性も働くようになっているという流れです。