最近の風俗店は、本採用されるまでの道が少し長い。時代が少しづつ変わってきている

今の風俗店は昔よりも少しだけ採用までの道が長くなりました。

→本採用まで3ヵ月・6ヵ月のお店もあれば10ヵ月のお店もある。

風俗業界は、求人を見て初任給の高さに驚く男性も多いです。なんせ学歴不問・経験なしでいきなり月30万スタートが相場なのですから。多くの人は応募するだけで即高収入が実現すると思っています。

しかし、全てがそうではありません。

まとめ

• 昔は、採用されたら即高収入だった
• 今は、本採用までは3ヵ月～10か月
• 試用期間またはバイト採用のところも多い
• 期間を短縮する方法

昔の風俗店の採用事情

風俗店というのは一般でくすぶっていた人達が職を求めてやってくるところです。例外もありますが、大前提としてはこうです。今も昔も変わらない点があり、それはほぼ例外なくどこのお店も年中無休で男子を募集していることです。どこのお店も常に募集しています。

この事実からは、相当ブラックなのか、入ってもすぐ辞める人多数なのか、人を使い捨ての雑巾のように扱っているのか、色々と想像してしまいますよね。全国1万以上のお店があれば、そんなところもあるでしょうとは思います。今もどこかであるかもしれませんが、お店のお金に手を付けたり、女性に手を出したり、横柄な態度で好き勝手やったり、一般感覚でいうルールを無視する人達はクビになります。

そうなると辞めたスタッフの穴埋めで既存スタッフの労働時間が長くなります。そして、1番の問題が風俗店員という職業自体の認知の低さです。キャバのボーイよりも低いですし、もちろんホストよりも低いです。もしかしたら、詐欺募集の方が認知が上なのかもしれません。

飲食店のように有名媒体に募集出したら1週間で30件以上応募がくるという世界ではありません。広告予算の多い会社で月80-100件ほどです。

応募される層ですが、正直に言うと最初の段階で確認しないといけない方も少なくありませんでした。

「面接でタメ語」理由を聞いてみると、舐められたらダメだと思ったのでとの事でした。もしかしたら、風俗への怖いイメージが先行していることに加えて、面接官の雰囲気が丁寧とはいえ、何か圧迫感だったり、一般っぽくない雰囲気を感じたり、他には丁寧なやり取りの中で上下関係をすでに作ろうとしていたり。そんな「なにか」を感じてしまい防衛としてそういった態度になっている可能性もあります。他のお店でそんな感じだったから、風俗店はそういうものだと思って常にそのスタンスで応募を繰り返している。そんな人もいるのかもしれませんね。

現在どうなのかというと時代背景もあり風俗で働こうとする人は増加しています。

・終身雇用が終わり、中小はスキル・実績ないと入社厳しい、そこで未経験でも高収入の風俗店
・昔のような反社会勢力直轄のお店が激減しクリーンできちんとした会社の増加。
ざっくりこの2点です。これに加えて、今後は税金負担が増えるわりに収入が上がりにくく、将来不安も高まり、風俗店で働く人たちは増えていくでしょう。

昔よりも数は増えています。

採用→すぐ正社員ではない

一般企業の試用期間は3ヵ月～6ヵ月が一般的ですよね。

試用期間とは、実際に業務をしてもらい、本採用するかを判断するための期間です。仕事への適正、能力、どんな人物なのか、既存社員との連携は問題ないかどうかなどを見られており、勤怠部分も含めてトータルで判断されます。もちろん、応募者側もこの期間中で本当に入社するかの判断をします。双方にとっての試用です。

基本は採用することが前提の試用期間と思って問題ありません。正当な理由なしで一方的な解雇ができないことになっており、例えば試用期間に連続遅刻、会社側から連続で注意される。他、業務遂行に著しく支障をきたす場合などを除き、多くの場合は採用されます。

試用期間の給与は正式給与よりもやや低い

正式採用されていないため、必要最低限の給与です。初任給30万となっていれば25万が試用期間中の給与くらいが相場です。

風俗店も試用期間は3ヵ月～6ヵ月が増加

最近の風俗店も数十と店舗数がある有名グループなどを中心に、試用期間は3ヵ月～6ヵ月が増えてきました。

風俗業界でもこの流れで正社員になります。

アルバイトまたは試用期間で3ヵ月ほどの間に仕事を覚えて、会社に認められてようやく正社員採用。業界相場の30万スタートで、それまでは25万前後。

もちろん、入社して即30万円のお店もありますが、この辺りの考え方はより一般に近くなってきたといえます。

今後も少しづつ、厳しくなっていく？

いまや誰でも知っていますが、日本は今後生活が緩やかに苦しくなっていきます。税金と物価の問題です。多少無理してでも稼げる仕事をしないと生活できない層も多くなります。

「生活に困ったら風俗店で働けばいいか、次が見つかるまでの腰掛で」今まではこの考えでも通用しましたが、今後は少しづつ状況が変わってくる可能性あり。

今は副業ブームが活発ですが、少し知恵を出さないとまず稼げません。「俺稼げてるぜ」アカウントによる、稼げる方法を販売する系はまず時間の無駄ですので、別の路線で頑張り、やるなら必ず続け切る覚悟が必要です。それでも9割以上は脱落してやっぱりどこかの企業で真面目に働こうとなる訳ですが、それが3年後なのか5年後なのかもう少し先なのか分かりませんが、いつでも働けると思っていた風俗店の敷居が少し高くなっているなんて未来もあるかもしれません。

試用期間を短縮する方法

風俗業界の多くは完全実力主義です。

通常3ヵ月の試用期間を短縮する方法は1つ。一日でも早く仕事を覚えることです。

営業時間中の全ての時間帯で問い合わせが続いているお店は存在しません。どこのお店にもピークタイムがあり、静かになる時間帯が少なからずあります。そんな時間帯や、休憩以外のすることがなくなった時間帯は、自分から積極的に①次することはないかどうか ②次覚えることはないかどうか を先輩社員に質問するようにすると良いでしょう。

基本業務がこなせるようになれば、公式で試用期間3ヵ月のお店でも1ヵ月で繰り上げて正社員採用されるお店も多数あります。

スタイルグループの場合は試用期間1ヵ月。業界内でも短い方です。