学歴職歴資格なしでOKなら履歴書もなくていいんじゃない?→今は違います。

風俗スタッフは採用条件が緩いため、応募~面接まで気楽に臨んでも問題なし。学生アルバイトよりも採用基準が低いことも多く、学歴職歴資格なしでほとんど何も持っていなくてもOKと求人で書いているお店がほとんどなものだから、それなら履歴書もなくていいんじゃない?・・・こんな考えがよぎるかもしれません。

→現実は、一般基準が無難です。

風俗店はどちらかといえば、「応募があればまずは面接に」というスタンスのお店が大半です。

面接で話してみないと分からない。実際に働いてみないと分からない。

これは業界問わずどこでも一緒だと思いますが、学歴職歴資格なしのほとんど何もなしOKの風俗業界でも履歴書で落とされてしまうことがあります。

最低限の履歴書は身だしなみと一緒ですから、少なくともここだけは応募前にチェックしておきたい点をお伝えします。

学歴、職歴を省略する

例えば高校に○○年に入学して、○○年に卒業すると書く場合

H20.4 ○○高校 入学
H23.3 ○○高校 卒業

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平成20年4月 ○○高校 入学
〃 ○○高校 卒業

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平成20年4月 ○○高等学校 入学
平成23年3月 ○○高等学校 入学

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1つも省略せず、年号も含めて正式名称で書くのが無難です。

書く側からすれば同じ内容でも見る側からすると、省略せずに正式名称で書かれていることが自然なことです。省略されたり、正式名称?と見られる書き方をされると、逆に気になってしまう部分です。

→すべてを正式名称で書くだけでここはOKです。

訂正がある

→訂正があればその履歴書は捨てて、新しく書き直すのが無難です。

訂正がある場合は訂正印という手もありますが、「新しく書き直すもの」という考えの方も一定数います。そのため、より無難なのは書き直しです。

訂正が1つもない履歴書が一番です。

例えば履歴書の終盤あたりで訂正が発生してしまった場合・・・それまで力を込めて書いたものが台無しになるため、そして書き直すのも面倒なため、横線を引いて訂正してしまう・・・割りとやってしまいがちですが、ここはグッと我慢して捨てて、新しい履歴書を書きなおしましょう。

誤字、脱字が多い

ここはシンプルに入社してからも「ミスが多そう・・・」だという印象を持たれてしまいます。

履歴書では特に、書いた後のチェックを心がけたいですね。

志望動機の空欄はできれば避けましょう

志望動機が空欄の理由

そもそも会社側が求人を出して給与や待遇も既に書かれていて、応募している時点で「その条件で働きたい」→つまりわざわざ志望動機は不要。新卒応募じゃないんだから、形式なんて必要ないでしょう。こんな理由だったり、純粋に書くのが面倒だからという理由かもしれません。それか他に何か理由があるのか・・・。

→できれば空欄は避けた方が良いです。一言二言あるだけでも印象はまったく違いますよ。

入社の意思や熱意があったとしても、それが全く伝わらなくなってしまいとてももったいないです。

 

日本人が日本で仕事をする以上、形式は必要不可欠です。

例えばビジネスでやり取りされるメールの形式。

○○会社 ○○課
○様
いつもお世話になっております。
○○会社の○○です。
先日はお打ち合わせのお時間をいただきまして誠にありがとうございました。
課題にあがっていました○○ついて何点かご質問したくご連絡いたしました。
[~質問したい内容~] お忙しいところ大変恐縮ですが、何卒ご検討くださいますよう
お願い申し上げます。
[~署名~]

このように非常に長い文章を作成するのが社会人のマナー・・・。というより実質強制されたルールになっています。「○○と○○ってどうなんですか?」とLINEのように短文で質問したいところですが、会社によっては業務上のやり取りはすべてメールでという決まりがあるところもあります。

既に一度合っている人でも、わざわざ相手の名前を書いて、あいさつ文を入れて、これは何のメールなのか要点を書いて、そして初めて聞きたい事、伝えたいことを書けます。最後は締めの文章を入れて、自社の署名も入れて・・・。結構手間がかかります。

しかし、日本社会だとこの形式は必要不可欠です。これはシンプルに敬語、丁寧語、あいさつを含めてマナーから外れた態度を取られると、自分が軽んじられている、適当に扱われている、下の存在だと見られている、このように感じてしまうからです。国民性なのか、ここまで礼儀に細かいのは日本だけだと思いますが、これがなぜなのかは置いておいて、現実としてそうであるため、礼儀を欠くとまずどこへ行っても損をすることになります。意味がない事だと感じても、無駄だと感じても、それでもこういった礼儀や形式は必要不可欠です。

そしてこれは、履歴書の書き方にも通じます。既に説明した、省略しない、訂正しない、などは一般的には常識となっている部分ですので、ただただその通りにするのが無難です。

履歴書は難しくない

いずれも提出前にしっかりチェックをすれば防げるものですね。

また、最近はPDF形式が主流です。手書きをする機会自体が少ない人も多いはずで、丁寧に書こうとしてもそもそも綺麗に字が書けなくて・・・という方は、パソコンやスマートフォンを使用して履歴書を作成できます。風俗店でも同様に今は手書きの履歴書ではなくておもOKなお店は増えています。(スタイルグループも同様です)

つまらない所で損をしないようにしましょう。

昔とちがい、「風俗だからこれくらいで」などと、気楽に面接に臨むと・・・残念ながら今の時代は損をしてしまいます。

応募~面接は一般の感覚で臨めば、きっと第一希望の会社へ入社できるはずです。