会社側の価値観が絶対に正しい。なんてことはある訳がありません。逆に、応募者の価値観が絶対に正しいことも当然ありません。

面接は、応募側と企業側がお互いにお互いを選ぶための場です。

企業側は勤務内容と報酬、入社後の未来の話。それから、業務のいい部分や辛い部分といった現実的な話。

応募側は、今までの経緯があり、今回なぜ応募して、入社後に何を求めているのか。企業側の諸々の条件を聞いて、そのうえでどうしたいのか。

スタイルグループでは、面接の場で基本的に全て包み隠さずお話をしたうえで、辞退or入社を決めてもらっています。

ご希望でしたら数日持ち帰って決めて頂いても構いません。

これはちょっと･･･という面接の流れ

以下ような会社さんもあるようです。
にわかには信じられないのですが、実際に最近面接をした方から聞いたお話しでした。

①面接へ行きました。求人に書いてある高額給料･･･実は嘘。本当は半年～1年もの間、研修期間で社員扱いでもない。面接に来たのだから、もう当然働くだろうというスタンスで、高圧的な面接。

②面接は5分で終了。仕事の説明はもちろん、給料や待遇面の説明も一切無し。最初から入社大前提で話が進み、東京都の風俗店だと思っていたのに、すぐに地方へ転勤の話がでてきて、そのまま話が進みそうになった。

こんな話が、本当にあるようです･･･

応募者：○○です。よろしくお願いいたします。
企業側：よろしくね。それで、いつから働ける？

概ねこういったスタンスのようです。

例えば、求人に給料や仕事の内容や待遇など諸々全て書かれていて、求人の通りで嘘偽りないことを約束する誓約書みたいなものがあり、他に質問なければこれにサインしてください。のような流れならまだ分からなくもないのですが･･･。

私達が考える、面接の流れ

どこの会社でも志望動機は確認すると思います。
私達も志望動機は確認します。

その人が、今までどう仕事をしてきて、何を軸に、何を望み、現状を踏まえてこれからどうしたいのか。私たちの会社へ入社することで、本人の望みがちゃんと実現するのかどうか。

まず大前提ここが大事だと思います。

様々な状況と背景、これからのなりたい状態があると思います。大きな目標である必要はありませんし、深く考え込まれた理由である必要もありません。ありのままの今とこれからどうなりたいのかが大切です。

前職の退社理由を聞くのはお互いミスマッチしないため

実際に事情を聞いてみると、その人と前職の会社のどちらに原因があったのかは、半々くらいです。 誰が聞いても前の会社や上司が酷いよねという内容もあれば、その人に問題があったのではないかと思わされる内容もあります。

この辺は、会社側の価値観、本人の価値観とのズレの問題もあり、ケースバースです。

いずれにしても、短期での退職や転職回数が多いことは就職するときに大きなマイナスとなります。そうならないためには、入り口の段階でしっかり会社を選ぶこと。業界のことや会社のことをきちんと調べて、話を聞いた上で入社することが大切です。

そして、選んだ会社は基本的に長期で勤務しなければ、自分にとっても会社にとってもマイナスにしかなりません。ある程度は許容して経験を積んでスキルアップや昇給を目指すという考えも大切かもしれません。

会社と合わなかった

100％自分の考え通りの会社は存在しませんので、従業員である以上は会社のルールに従う必要があります。自分の我を通したいのなら、自分で起業するしか選択肢はありません。そうでなければ転職回数が増えるだけの結果になるでしょう。

もちろん、会社側の価値観が絶対に正しい。なんてことはある訳がありません。逆に、応募者の価値観が絶対に正しいことも当然ありませんよね。

このような感じでしょうか。

受け入れできなければ、辞退や転職。待遇が良くて受け入れるなら、会社に合わせる働き方をする。概ね価値観が一致してると思えるなら、何か違和感があっても多少の我慢程度でおそらくは済むでしょう。

情報はしっかり出します。最後に合う合わないを決めてください

実際に働いてみないと分かりようがないこともありますが、できれば事前にどういう考え方の会社で、実際の仕事や今いるスタッフはどんな感じなのか。何年も働く会社なら事前情報は多い方が判断しやすいですよね。

私たちは、いい話も、悪い話も、包み隠さず面接でお話しています。

（※悪い話というのは、例えば女性ケアで壁にぶつかり思い通りにいかないことがあるということなどこの業界が一般業界と異なる点についてです）

また、応募者の価値観と会社の価値観に大きく差がある場合は、入社後どちらかが不満を抱える可能性がありますから、ここもきちんと説明しています。

最後に

長期間働くなら。

会社の価値観に合わせられるかどうかは、給料や待遇以上に重要かもしれません。会社が従業員をどう捉えているのか。という点です。

長期間お付き合いした先に、自分が後悔しないか、納得できるのか。特に30代後半で風俗業界へ転職する方は、日本の今後なども踏まえて、慎重に選ぶのが良いかもしれませんね。

スタイルグループは、デリヘル事業以外にもWEB関連事業なども手掛けており、外から把握できる以上に母体がしっかりしたグループです。（※詳細は面接時に）

様々な世間の状況に対応できるように、未来に向けて色々なかたちで投資している会社です。一つの事業に影響があっても、グループ全体でしっかりと社員を守っていく基盤があります。

よい未来を一緒に作っていける仲間を募集中です。