実はブラック企業こそが正義で100%全員が幸せになる方法である?

ブラック企業なんて滅びてしまえばいい。

今を生きる私達視点では奴隷制度に近い労働環境、法律範囲外の労働環境はブラックだと非難されるようになりました。人である限りは全員に人権があり法律で守られ自由を求める権利があり、みなが尊い存在である。会社側も労働者側に寄り添って賃金と労働の取引をすべき。社会に貢献する一員としての会社、社会とはつまりは人なので、お客様だけではなく労働者側にも寄せてしかるべきなのである。

世間の民意は圧倒的にこちら側。
(そのように見える)

ただし、歴史的にみれば労働者側にも寄せたホワイト企業で成功した例は圧倒的少数です。少数派、稀な例、全員はいけない理想郷。ということです。どちらかといえば、というよりも考えるまでもなく組織はブラック体質にした方が稼げて世の中に価値を提供できるようになります。良い悪いのもっと手前の話かもしれません。そもそも人類はすべての組織をホワイト化して、すべての人々が幸福に暮らせる社会を維持できるようなレベルにまだ至っていません。

日本でいえば高度経済成長期。
「72時間働けますか~!」
「一週間は月月火水木金金!」
「すべてを会社に捧げよ」

単純な時間労働という視点ではなくて、価値を提供するために、利益を追求するために必要な処置はすべて行うという意味のブラックさ。

この必要な処置が会社や産業によって長時間労働だったり、暴力・暴言で行う命令・しつけだったり、罰則や管理上のルールに反映される訳です。厳しさとも言えます。現代日本でいえば高収益企業として、社員の給与が日本一高い企業として有名なキーエンス。業務中の外報は1分刻みで、この報告に1つでもミスがあると即降格の対象になるのだとか。社員の行動1つ1つを徹底的に細かく管理している会社です。キーエンスの場合はこれが強い組織を維持するための必要な処置。電通、ユニクロは長時間労働に関して過去にニュースになっていますよね。「違法な長時間労働、過労死」に関しては、あまり知られていないだけで検索すれば本当に沢山の大企業が裁判沙汰になっています。周りを見渡してみると日本はブラック企業ばかり。逆にホワイト企業を探す方が難しいなんてみんな知っていますよね。

でも今は昔と違って企業のブラック待遇に厳しくなっています。ブラック=悪という風潮です。優しく、緩く、みんなが快適に、それでいて幸せに。

経営者側の多数意見は「最近は社会全体で労働者側に寄せすぎている・・・」というものです。

この辺りの意見の違いは、労働者側も経営者側も両方とも自分に都合のよい方に引っ張られるので、正直どうでもいいのですが、1点だけほぼ確定していることがあります。

→条件付きですが、そして残念ですが、稼ぎを重視するなら現状ブラック体質が正解っぽいことがほぼ確定しています。

労働者側に寄せすぎた組織はどうなるか?

→ 収益の上限値が下がってしまいます。

結果的にこうなってしまう会社が多いです。ブラック体質な会社の方が収益を上げやすく還元もしやすい。(もちろん還元されるかという根本的な問題もありますが)

まず、労働者側の待遇だけを良くすると計算上は会社の利益が落ちます。そうしないように以下の①と②を実行しようとします。

① 労働時間を短縮しても生産性を維持できるように業務を改善・工夫する
② ①ができないなら、人材レベルを底上げして、短い労働時間でも生産性を維持できるようにする

もし①と②の両方できないならどうなるか?

→ 単純計算すれば前より生産性は下がります。その代わり労働側の不満が少なくなり、たとえば早期退社を防止・延命できるメリットがありますが、会社側は以前よりも利益が少なくなます。未来への投資にも影響しますので、そこで働く労働者の将来の食い扶持にも影響がでます。①ができるか、または部分的にでも工夫できれば双方にメリットがある。②になってしまうと今いる労働者は切られて替わりの人材ということに。会社のデメリットは一応少なめ。

この記事は風俗店について話していますので、風俗の話をします。デリヘルなら11時~05時営業のお店が大半。これを24時間営業にすれば机上の計算ではより多く予約を取れる→売上が増える。ということになります。逆に11~00時営業にすると深夜帯の売上を捨てることになりますが、労働時間は少なくなります。11時~05時営業でも、スタッフの配置に余裕を持たせない方針にすればよりお店の利益が増えます。

例えばこうです。

早番:9時~21時
遅番:19時~07時

余裕を持たせてこういう配置もできます。

早番:9時~19時
中番:15時~01時
遅番:21時~07時

より少ない人数でお店を回す場合は、労働側の給料UP。余裕を持たせた場合の人件費分の大半は削れるわけでこれはそのまま経営側の儲けになります。もちろん労働者側は時間も長くて休みも少なくて基本は仕事漬け。店で1番仕事ができる店長にいたっては店の命運を握っているためそれこそ「一週間は月月火水木金金!」会社に心臓を捧げてくれと遠回しに言われることもあります。その分超高収入。そして会社も儲かる。

会社の利益を減らして余裕を持たせた配置にする場合は求人でも短い労働時間=給与もその分を下げて募集。実際に応募する人材もこのラインを好む層が増えてますね。

ここからはあくまで例ですがこんなことが起きます。

稼ぎ優先じゃない人材が増える→必要な処置をしない(できない)人材ばかりになる→売上ベースが上がりにくい→後から入ってきた稼ぎたい願望の人材はミスマッチを感じて退社してしまう→ただ業務を回すだけの強くない人材ばかりの組織になる→他店との競争にも勝てない→いずれ消滅(してしまう可能性が高くなる)

「必要な処置をしない」というのはいくつかを含んでいるのですが、御用聞きだけの営業マン、親切で丁寧でいい人なんだけど特にそれ以上は何もない人というイメージでも良いです。必要な時に必要なことをしない(できない)。自分の意思で自分の力で道をこじ開けようとしない人、いつも誰かしらの意思決定の影響で生活してしまっている人。決して強くはない人、ビジネス上では得をしなくて損をしてしまう人。こんなイメージですが伝わりますでしょうか。

現場の全員がこのような層になってしまうと旧来方法の風俗店では苦しくなりますので、結果的に収益の上限値が下がってしまいます。

ブラック企業は正義なのか?

ブラック体質な企業が正義などと公式求人サイトで書くなんて頭がおかしいと思われるかもしれません。堂々と書いている企業もほぼないと思います。でも現実に目を向けてみると、稼ぎという点だけみればどうやら正しいようなのです。歴史をみても今を見渡しても稼ぐのならブラック体質な会社で働いた方が良いということになります。

ここでいうブラック体質というのは、単に労働時間が長いとかそういう次元ではなく必要な処置をする会社、かつ結果に応じた報酬がちゃんと還元されるかどうか。です。

風俗店ではこういった体質のお店がまだまだあります。もちろん報酬が低くてただ労働力を搾取するだけのところもあるようですが、ここは入社してみて見極めるしかありません。

「とにかく稼ぎ重視」の人は、自分だけではなくて周りのスタッフレベルによっても自分の給料が決まります。ですので、求人の内容以上に「そもそもこの会社はどういう体質なんだろうか?」その店の「スタッフレベルはいかほどか?」という点を踏まえると自分が望んでいる高収入に近づけるはずです。

当たり前ですが、稼ぎ最優先ではない人は勤務時間や休日の待遇が良い所を選びましょう。今はそういうお店も増えています。

イーロンマスクのスピーチをご紹介

—–引用

テスラ・モーターズCEOのElon Musk(イーロン・マスク)氏が、南カリフォルニア大学マーシャル経営大学院で行った卒業スピーチです。「超多忙であれ」「リスク負え」など、人生を成功に導くための5つの原則を紹介し、社会へ羽ばたく卒業生を激励しました。

イーロン・マスク氏:5、6分のスピーチで思いつく限りの真実を語らないといけないわけですね? では、やってみますか。いくつかありますがどれも重要なことだと思います。聞いたことがあるようなものもありますが、言う価値はあると思います。

まず言いたいことは、「超多忙であれ」ということです。何を仕事にするかにもよりますが、特に最初の職場ではとにかく忙しく働く必要があります。「超多忙」とはどういうことでしょうか?

弟と私が起業したときは、アパートの代わりに小さなオフィスを借りて、寝泊まりをしていました。シャワーはYMCAで済ませていました。とにかく大変で、コンピュータも1つしか持っていませんでした。昼にWebサイトを更新し、夜はプログラミングをしていました。毎日、どんなときも。

当時いたガールフレンドもオフィスで寝泊まりしていたほどです。起きてる時は常に働く。特に起業する人には言っておきたいことです。他が週に50時間働くなら自分は100時間働く。そうすると会社としては、本来の2倍仕事量をこなせたことになります。

「成功したければ人の倍働け」というのは有名な成功者が口を揃えて言っています。

ここで意見が2つに分かれるはずです。

A:成功するためなら仕方ない。必要なこと。
B:ブラックを正当化しているだけ。

これは立場と報酬のバランスによって意見は変わりますよね。創業社長がこう主張するのは分かります。成功の見返りが一番ある立場ですので。では従業員側はというと近い熱量を持ってもらうには報酬のバランス必須です。

「結果に応じた報酬」が大前提にあること。

成功するには長時間労働必須だよ~、有名成功人もそう言ってるよ~。だけではなくて、結果に応じた報酬がちゃんとあり、約束してくれる会社。稼ぎ重視の人はこういった会社を選ぶようにするといいですね。

スタイルグループはバランス型の風俗店

成功者の理論では、ビジネスで結果を出すためには成長とスキルアップが必須で、これは長時間労働をすることでまずは物理的に他よりも有利に立てる。誰でも選べる手段で必要なのは覚悟と気合だけ。

ただ実際には収入も低くて将来性のないブラック体質、それからパワハラや理不尽がまかり通る環境も存在します。ちゃんとした会社を選ぶのは簡単ではありませんが、高収入がついてくるブラック体質、頑張りがきちんと報われるブラック体質の会社なら、高収入には確実に近づけるといえます。

スタイルグループもどちらかと言えば、昔はブラック体質よりでした。

(もちろん高収入がしっかり付いてくるタイプのブラック体質です)

ですが今はバランスを取るようにしています。

というもの会社自体の基盤をしっかり作り、風俗以外の道もしっかりと用意しているためです。長期にわたって安心して稼げる会社づくりをしている最中で、全体としてバランスを取っています。

ですので、そのまま求人通りの待遇です。

前にこのブログでも書いたことがありますが「ずっと同じお店で働き続けて50代前後で急に外に放り出されても現実かなり困りませんか?」という未来に起こり得る問題があります。自分よりも若くて女性とのコミュニケーションも上手でやる気に満ち溢れている社員と比べて会社はどっち可愛がるのか?という問題です。

風俗業が大好きでこの仕事ずっと続けたい人は稀です。入口は風俗でもその先は?

こういった部分もしっかり考えて組織づくりをしているのがスタイルグループです。

ちゃんとした会社で安心して働きたいと考えれる方は是非一度面接へお越しください。

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